神戸三ノ宮から高松へ出ている高速路線バス、全て見せます!
公開日:2015/01/15
更新日:2020/11/04
神戸から高松に向かう高速バスは、朝から夜まで多くのバスが走っています。
この記事では、神戸の全乗車地と高松までの道のり、料金、所要時間をご紹介します。
1.便数と基本情報
神戸(三ノ宮)発高松行きの高速路線バスは、1日18便運行しています。(2020年10月20日現在)
三ノ宮から高松まではどのバス会社も概ね200km、約2時間40分ほどの行程です。
三ノ宮は高速バスの一大ハブターミナル。ここから各地に乗り入れることができます。
1-1.繁忙期でなければ予約なしで乗れます
三ノ宮の発車時間は、始発はAM 7:05から、最終はPM 8:35まで出ています。
朝から夜までバスが出ていることがお分かりいただけると思います。
(ちなみに夜行バスはないため、その日のうちに高松に到着します。)
便数が多い分、予定が合わせやすいのが高速バスの利点です。
1-2.予約した方が良い繁忙期っていつ?
季節的にはゴールデンウィークやお盆、年末年始といった人の移動が多い時期は早い時期から席が埋まりやすいので予約をしておくのがベターです。
また繁忙期ではなくとも、当日購入で確実に乗車できるとは限らないので、前日までに予約を取っておくことをおすすめします。
写真は神姫バスが運営する「三ノ宮バスターミナル」。四国では高松の他に徳島・鳴門、松山、高知へも定期便が出ています。
1-3.時刻表から見る2系統の運行路線
次にどんな時間帯で運行しているか時刻表を見てみましょう。
三ノ宮発高松行の高速バスを運行しているのは「フットバス」と「JRバス/神姫バス」の2社。
それぞれの時刻表は以下のリンクよりご確認ください。
・フットバス
・JRバス/神姫バス
フットバスは三ノ宮以外にも「箕谷インター口」「高速舞子」から乗車することができ、JRバス/神姫バスは「新神戸駅」「高速舞子」からも乗車できます。
なお、三ノ宮の乗車場所はフットバスが「三ノ宮駅前」、JRバス/神姫バスが「三ノ宮バスターミナル」となっており、場所が違うので、どちらも各線三ノ宮駅から徒歩数分圏内にありますが、注意が必要です。
「高速舞子」はどちらのバスにも乗車できますが、「箕谷インター口」「新神戸駅」はそれぞれのバス会社独自の乗車場所となっているため、お住まいの地域な度でも乗車場所を選ぶことが可能です。
※写真はJR三ノ宮駅東口附近。「三ノ宮バスターミナル」も「三ノ宮駅前」。どちらの乗車場所もJR三ノ宮駅東口から徒歩2分程度。
2.お得な料金でバスに乗る方法
ここでは、より安く乗車できる方法をご紹介します。
2-1.5つの割引料金
事前にインターネットや電話、バスターミナルの窓口から予約すれば、定価より安く購入することができます。
■三ノ宮⇒高松(乗降車地によって運賃は変わります)※2020年10月20日現在
運賃種別(大人) | 運賃 | 割引額 |
---|---|---|
大人片道(定価) | 3,900円 | — |
早割21 | 3,140円 | 760円 |
早割5 | 3,400円 | 500円 |
学生割引 | 3,120円 | 780円 |
往復割引 | 7,000円(片道あたり3,500円) | 800円引(片道あたり400円引) |
回数券(4枚綴り) | 14,000円(1枚あたり3,500円) | 1,600円引(片道あたり400円引) |
この区間を運行するバス会社では「早売21」と「早売5」という2種類の事前予約割引があります。
「早売21」は、乗車の21日前までに、「早売5」は乗車の5日前までに購入いただいた場合に適用となります。
これら事前予約割引は5社全てのバス会社で取り扱っています。
※バス会社や時期によって、一部料金が異なる可能性もあります。
2-2.WEB予約でのクレジットカード支払いでさらに2%割引
各バス会社では「ネット割」という割引も実施しています。
各社公式WEBサイトで、事前にクレジットカード決済で予約を行うと2%の割引が受けられます。
たかが2%と思われるかもしれませんが、この「ネット割」の素晴らしい所は、他の割引と併用が可能という点です。
例えば、「早割21」や「学生割引」と併用すれば通常料金よりも20%以上の割引となります。
※身体障害者割引だけは併用いただけません。また窓口払いが条件の回数券とも併用できません。
割引運賃については、乗降車地によって価格がかわります。また小人割引や障害者割引といったものもございます。
細かな適用条件などは各バス会社のWEBサイトで事前に確認するようにして下さい。
3.知っておきたい役立ち情報
ここで神戸(三ノ宮)発高松行きのバスにおける、ちょっとした情報をご紹介いたします。
3-1.4列ゆったりシートで無線LANとコンセント付き車両に乗れる
フットバスなら、通常のバスより若干足元にゆとりのある、各座席にコンセントのついた車両に乗ることができます。
この車両は運行時刻が決まっており、三ノ宮をそれぞれ7:50 / 9:50 / 12:30 / 14:30 / 16:30 / 18:00 / 19:25 / 20:35 に出発します。
無線LANにも対応していますので、快適に移動できるような車両となっています。
※車両の故障等の理由でコンセントやWi-Fiが付いていない車両での運行となる可能性もあります。
※写真は「フットバス」の車両です。フットバスだけは、神戸三宮~高松路線を自社単独で運行されています。車体のペイントもユニーク!
4.神戸での乗車地を見てみよう
・三ノ宮バスターミナル
JR三ノ宮駅東口より徒歩2分
・三ノ宮駅前
JR・阪急電車三ノ宮駅より徒歩2分。阪神電車三ノ宮駅より徒歩1分
・高速舞子
JR・山陽電車舞子駅より徒歩4分
・新神戸駅
JR新神戸駅西出入口から徒歩約1分
・箕谷インター口
神戸電鉄箕谷駅より徒歩6分
5.最後に
1998年に本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が開通し、四国への行き来は格段に便利になりました。
鉄道の乗り入れができない明石海峡大橋では、輸送の主役は高速路線バス。
ご紹介した通り、高松だけでも1日に60便近いバスの往来があります。
四国の主要都市は他にも徳島、松山、高知など無数にあるため、全ての運行本数は軽く200便を超えるでしょう。
その本州でのハブとなるのが神戸三ノ宮です。
四国への旅行を検討されている方は、是非一度三ノ宮のバスターミナルを訪れてみてください。
旅立つ前のわくわくを大いに味わえることでしょう。ちなみに、見慣れない地方の高速バスを発見できるのも、三ノ宮バスターミナルの楽しみのひとつですよ!
※本記事は、2020/11/04に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。