高速バスの座席はどこがいい?場所ごとの特徴やおすすめポイントをご紹介!

公開日:2023/09/08

更新日:2023/09/08

高速バスの座席はどこがいい?場所ごとの特徴やおすすめポイントをご紹介!

高速バスは、都市間移動の手段として非常に便利で経済的です。しかし、初めて利用する方にとっては、どの座席を選ぶべきか迷うこともあると思います。
こちらでは座席の選び方とその特徴やおすすめポイントを紹介いたします。

1.場所ごとの座席の特徴

前方・後方・中間の3か所に分けて座席の特徴をご紹介します。

1-1.前方の座席の特徴

前方の席は出入りがしやすいため、SAなどでの休憩の際に便利です。昼便の高速バスでは、窓からの景色も楽しむことができるのが魅力です。(夜行便では前方のカーテンが閉められてるため、前方の座席でも景色は見えません。)
一方で前方のタイヤに近く揺れが大きく感じてしまう場合があることや、SAでの休憩時などでの人の出入りが気になるという面もあります。

1-2.後方の座席の特徴

後方の座席は夜行バスヘビーユーザーからの支持が高いです。お客様の出入りが少なく、静かに過ごせるのがポイント。
特に最後列の席は後ろの方に声がけをしなくてもリクライニングを利用できるのが大きなメリットです。
一方でバスの座席配置によってはお手洗いが近く人の行き来が多くなってしまうことや、後方の座席は酔いやすく感じられる場合も多いです。酔いやすい方はなるべく前方を選ぶのがベターです。

1-3.中間の座席の特徴

中間の座席はタイヤの近くを避けることが出来るため、揺れは比較的少なめです。そのため酔いやすい方は中間の座席を選ぶようにする方がいいでしょう。
一方でバスの座席配置によってはお手洗いが近く人の行き来が多くなってしまう場合もあります。

2.窓側・通路側のメリット・デメリット

窓側と通路側のどちらを選ぶかも、高速バスの座席では重要なポイントです。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。

2-1.窓側座席のメリット・デメリット

窓側座席は昼便であれば気兼ねなく車窓からの景色を楽しむことが出来ることや、窓にもたれることができること、途中休憩などで出入りする際に起こされることがないことがメリットとしては挙げられます。
一方、隣りの方と窓に挟まれることで少し窮屈に感じることや、休憩やお手洗いで席を立つ際に隣りの方に声掛けをしなければならないことがデメリットとしては挙げられます。

2-1.通路側座席のメリット・デメリット

通路側座席は走行中は通路に多少であれば足を延ばすこともできることや、休憩やお手洗いで席を立つ際に気を遣わなくてもよいこと、挟まれることがないため圧迫感が少なくなることがメリットとしては挙げられます。
一方、休憩やお手洗いで窓側の方が動く際には眠っていた場合でも一度起きなければならないことや、通路の人の往来が気になることがデメリットとしては挙げられます。

3.夜行便で座席指定ができるなら、3列独立シートがおすすめ!

高速バスの中でも、3列独立シートは特に人気があります。通常の4列シートと比べて座席が広く、他の乗客と隣り合わせにならないため、プライバシーが保たれます。
各座席が独立しているので、通路側や窓側といった位置を気にすることなく、自由に選ぶことができるのも大きな魅力です。
上で述べてきたような休憩やお手洗い時に他の乗客方を気にしなくてもいいことや、挟まれる圧迫感を感じなくていいことも大きなメリットです。

4.注意事項

座席指定は一部のバスでしかできないため、指定ができないバスは希望の座席に座ることが出来ないことが多いです。(座席指定ができないバスは、乗車時に乗務員から座席位置のご案内があります。)
希望の座席がある場合は、座席指定ができるバスを選んで乗車しましょう。
座席指定ができるバスには「座席指定」のアイコンを表示しており、予約を進めていく中で座席を選ぶ項目も表示されます。

5.まとめ

高速バスに乗車する時には、どの座席に座るかを重視される方も多いと思います。
それぞれの座席位置の特徴やメリット・デメリットを確認したうえで、最適な座席を見つけてみるのも高速バスを利用する一つの楽しみになるのではないでしょうか。

※本記事は、2023/09/08に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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