VIPライナー「プルメリア」、乗ってわかった特徴あれこれ
公開日:2015/01/02
更新日:2021/01/08
※乗車体験は2015年12月時点の情報となります。
※2020年12月時点、感染症拡大防止の観点より運休しております。
何度か夜行バスに乗っていると、料金の安さ以外にも、「できればこんなバスがいい」って希望が出てきます。
できれば3列独立シートで、女性専用で、アメニティが色々ついていて、ついでにスマホの充電もできて、トイレが車内にあったらなおよし、みたいな。
で、探してみたらありました!VIPライナーの「プルメリア」号。さっきの条件をどれも満たしています。満たしていますが……実際、乗ってみたらどんな感じでしょう。
気になっていたので、出張ついでに乗ってみました!乗ろうか考え中の方、よかったら参考にしてみてください。
★このほかのVIPライナーに関する記事が読みたい方はこちら
■VIPライナーに関する記事一覧
1.プルメリアを予約してみよう
1-1.プルメリアを選んだ理由
そもそも夜行バスに乗る理由は、このあたりが多いのではないでしょうか。
- 電車・飛行機より安いから
- 夜まで予定があるから(新幹線じゃ終電が早すぎる)
- 宿泊費がもったいないので帰りたい
これらをクリアするのはもちろんなんですが、社会人◎年目になると、学生のころみたいに「徹底的に安く!」という感じでもなくなってきました。
あれこれ考えていくうちに、VIPライナー「プルメリア」でピンときたのは、こんなポイント。
【希望】 | 【希望にあっていたプルメリアの特徴】 |
---|---|
ちゃんと眠れるよう、スペースをしっかり確保したい | 3列独立シート |
周囲の人を気にしたくない | カーテン付 |
スマホを充電したい | コンセント付 |
もし夜中におなかが痛くなったらどうしよう… | トイレ付車両 |
新宿22時半以降の出発希望 | 新宿23:25発 |
これだけそろえば文句なし!
降車地に「なんば」があるのも加点ポイント。(よくバスが止まる梅田でもいいけれど、なんばのほうが自宅に近い)
あとは、夜行バスの予約サイトでちょくちょく見かける、「VIPライナー」に乗ってみたいなと思ったのもきっかけの一つでした。
……が、ちょっと待ってください。本当にこれでいいのか。
1-2.同条件の他のバスと料金比較
- 新宿⇒なんばor梅田
- 3列独立
- トイレ付
- 充電OK
- 5,300円以下
この条件を満たすバスを探して、「高速バスドットコム」および「夜行バス比較ナビ」で検索!
……した結果。
近いものもあり、人によってはコチラがいいかも。
候補にのぼったのは下記でした。
サンシャインエクスプレス SN08便『プレミアムスリーパー』
⇒3列独立シート・トイレ付、3,400~5,500円。新宿24:05発で時間にゆとりアリ。
コンセント・パーソナルカーテン付。
JAMJAMライナー【JX211便 PREMIUM】
⇒3列独立トイレ付・カーテン付・コンセント付、5,500~8,000円。
ただ、新宿22:10発と予定より少し早かった。
八王子や町田から乗れたり、アイマスクがもらえたりするので、人によってはいいかも。
1-3.ネット予約はどこのサイトがお得か
という訳で、VIPライナー「プルメリア」を予約する運びとなりました。
問題はどこで申し込むかです。決め手になったのは、ポイント制度でした。
何を隠そう、筆者はポイント貯めるの大好き。お財布にどんどんポイントカードが増えていってパンパンになるタイプです。
VIPライナーに乗ると、Tポイントが付きます。これは他のバス会社に無いサービス!ポイント好きとしては好感度◎!
調べるとポイントの付与は、
- 公式サイトで予約⇒100円(税込)につき2ポイント
- 他のサイトで予約⇒100円(税込)につき1ポイント
おや、公式サイトのほうがお得!……と思ったのですが。
VIPライナーは「高速バスドットコム」や「楽天トラベル高速バス」といった、いろんなバス会社の便が載っているポータルサイトでも予約できます。
そして、ポータルサイトはポータルサイトで、別途ポイントが付きます。
- 「高速バスドットコム」⇒2%還元 + VIPライナーからTポイント1%還元 ⇒ 計3%相当還元
- 「楽天トラベル高速バス」⇒1%還元 + VIPライナーからTポイント1%還元 ⇒ 計2%相当還元
還元率が一番高い「高速バスドットコム」で今回は予約に決定!
ただし、「高速バスドットコム」のポイントは、あくまで高速バスにしか使えません。
楽天ポイントがいい人は「楽天トラベル」。
とことんTポイントで貯めたい人は、公式サイトでの申し込みがオススメです。
2.プルメリア、乗る前
2-1.新宿VIPラウンジへ行こう ※新宿VIPラウンジは、2020年9月にクローズいたしました。
今回は、「新宿VIPラウンジ」から乗ることになりました。
普通、バスっていうと、道端のポールが立っている停留所から乗るものです。
でもこのVIPラウンジは屋内。12月の冷え込む夜、道を急ぎます。
場所は、公式サイトによると新宿駅西口から徒歩3分。
新宿で何度も道に迷った経験がある筆者。正直、新宿駅自体が怖いです。過去には、出口を間違えて1時間ロスした経験すらあります。
まずは慎重に、新宿駅西口へ。
人、多過ぎ。焦る。
地図をガン見。
目印になりそうな建物、スバルビルやヨドバシカメラを指さし確認。
その甲斐あって、なんと5分で到着!方向音痴としては快挙です、快挙。
(というか、予想以上に簡単な道筋で拍子抜けしたくらい)
2-2.VIPラウンジのサービス
VIPラウンジは、全国各地でオープンしています。
- 東京VIPラウンジ(東京駅)
- 名古屋VIPラウンジ(名古屋駅)
- 京都VIPラウンジ(京都駅)
- 大阪VIPスタンド(大阪駅・梅田駅)
- なんばVIP VILLA(なんば駅)
ここで出来るのはこんなこと。
- 休憩
フリードリンクあり。マッサージチェアやテレビ、ソファ、飲食物の販売も。トイレ完備。 - 着替え、メイク落としorメイク
男女ともにフィッティングルームあり。
女性用にはパウダールームもあって、ドレッサーや洗面台が使えます。ドライヤーやヘアアイロンの貸し出しもあり。 - 歯ブラシ(1本10円)
寝る前にスッキリ★ - ネットサーフィン
暇つぶしに最適。 - クローク
荷物を預けられます。早めに着いたら荷物を預けてお出かけOK。※公式サイト以外から予約の場合や時間帯によって有料 - プリントアウト
白黒1枚10円、カラー55円。就活生は助かるかも。 - 無線LAN
何気にありがたいサービス。 - 携帯電話の充電
がっつり充電するなら110円。無料の充電タップ利用もありますが20分制限らしい。
25分でVIPラウンジを使い倒す ※新宿VIPラウンジは、2020年9月にクローズいたしました。
着いたときには22:15。つまり制限時間は25分間。このあいだに私が利用したサービスはこれらでした。
- 無料ドリンク
- パウダールームでメイク落とし(ふき取りコットン持参)
- 着替え(出張中だったので、スーツから普段着へ)
- 荷物の整理
- 伊達メガネとマスク装備(マスクは乾燥対策)
- お手洗い
- テレビ鑑賞(残り3分でちょっとだけ)
25分でこれくらいのタスクはこなせる!けっこう動き早回しだったけど!
メイク落としはふき取りコットンがあればラウンジでなくても何とかなりますが、着替えは意外とできるところが少ない。ちょっと得した気分になりました。
2-3.乗車受付、乗り込み
予定時刻を少し過ぎた22:43、VIPラウンジにプルメリア利用者は集まるように、とのアナウンスが。
(VIPラウンジ内ならどこにいても、トイレでも多分聞こえます)
集合し、出口に乗客が整列。係員さんが確認した後、バスが待つ外へGO!
このとき、ちょっと驚いたのは、VIPラウンジのある4階から、階段で降りたこと。
それがイヤとか、キツいとかではないんですが、十数名がひたすら階段を下りるのは、ちょっと新鮮な体験でした……。
3.プルメリア、車内の様子
VIPラウンジ新宿を出て、徒歩1分。すぐの距離に、バス停「新宿郵便局前」はありました。
そしてそこには、白ベース+ゴールドペイントの「プルメリア」が!
トランクで預ける荷物がある人は、係員さんに渡します。係員さんが乗客たちに声をかけていきます。
私は荷物預けはありませんでしたが、預けた人は引換証のようなものを受け取っていました。
これで確認しないと荷物を引き渡してもらえないそう。
普通のことかもしれませんが、ちゃんとしています。何十人と利用するバスですからね。(今日は結果的にすいていましたが)
3-1.車内の様子
乗り込むと、パット見、4列シートより車内は狭く見えました。でも多分これは、通路配置のせい。
4列なら通路が1本のところ、3列独立シートタイプの場合は通路が2本。さらに、夜行バスなためか、窓のカーテンは全部きっちり閉めている状態。これが、車内が狭く見える原因と思われます。
乗車率は、この日は7割といった印象。窓側席はほぼ埋まっていましたが、中央列はほぼ空席でした。
女性専用車なので、もちろん女性だらけ。年齢層は、20~40代がまんべんなく、という印象。
さて、狭い通路をちょっとカニ歩きで自分の席へ進みます。
3-2.アメニティ
私は4A = 4列目のむかって左側になる窓際席。
窓際席だけの特典として、ハンガーの用意があります。
コートがかさばる冬や、スーツで乗り込んだ人にはありがたい。
私もさっそくダウンコートを脱ぎました。
ただ……走り始めると、服が揺れる。たまに顔にあたる。結論、ロング丈にはオススメできません。トランクルームへのお預けをお勧めします。(カーテンにかけずひざ掛けにする、って手もあるけど、裾がどうしても床にこすれてしまう)
座席には、腰に当てる三角のクッションと、花柄の枕、ブランケット、スリッパがセッティングされていました。
実は、首枕とスリッパ替わりの靴下を用意してきたんですが、この時点で出番がないと判明。
嬉しいような、準備が活きなくて残念なような。
ちなみにブランケットは、予備が網棚にありました。
肩と膝とで2枚使いたい人、重ねて使いたい冷え症の人にはいいですね。
3-3.すわり心地、寝心地
椅子の硬さは、普通の観光バスよりも、ちょっと弾力があるかな、という感じ。
足元には、フットレスト(腿を支えてくれる板みたいなもの)とレッグレスト(足を置くところ)がついていました。
これ、けっこういいんです。
普通、椅子に座ると、足は床に向かっておろすだけですよね。
でもフットレストがあると、足を持ち上げてくれる感じ。レッグレストがあると、さらに落ち着く。いい!
(ただ……乗車してすぐこのフットレストを上げ、レッグレストを引き出したことにより、後でちょっとした苦労が)
3-4.カーテン
プルメリアは、カーテン付車両です。
ここでいうカーテンは、座席間のもの。通路の上にカーテンレールが走っていて、隣席の視線をシャットアウトしてくれるのです!!
消灯前にシャシャシャーーっと音をあててカーテン出動。
これで、前後左右、誰の顔も見えません☆☆落ち着く!
個人的には、どんなアメニティより嬉しい設備です。
3-5.充電
各座席に、USBを差し込めるジャックが1つ用意されています。
これは、USBケーブルでスマホ、デジカメなどをつなげば充電できる、というもの。
設置場所は、前方席の背もたれ部分。
肘置きなどの横でなく前だと、充電したまま操作したり、前方席背もてれの網に入れたりできて、いい感じ。
(よく、座席横にコンセントがついているバスがありますが、充電したまま寝るとき、ちょっとスマホの置き場所に悩みます)
4.プルメリア、走行中
4-1.関東を出発
まず着席。
そしてさっそく、居心地良く一晩を過ごせるよう、準備していきます。
ブランケットを膝へ。
靴を脱いでスリッパ装着。
椅子の下のレバーでフットレストの角度を調節。
前の座席の背中部分にある物入れには、ペットボトル入りお茶をセッティング。
カバンはフットレストの下へ。
そうこうしているうちに、バスが動き出しました。
最初は乗務員さんから、基本的な注意事項と、ここからのスケジュールについてアナウンス。
- 時間になったら、バス乗り場は、大宮・王子を経て、新宿が最後。
このまま休憩をはさみつつ関西へ向かうとのこと。 - 後で合図したら、乗客みんな一斉にリクライニングを倒してください、とのこと。
- 途中のサービスエリアで休憩をとること。
でもその際、車内は足元灯しかつけないし、アナウンスもしない。
運転席と客席を区切るカーテンを走行中は閉めているが、それが開いたら外に出られるとき。
この「一斉リクライニング」と、「アナウンスしない途中休憩」は、他のバス会社だと聞いたことがありませんでした。後で知ったのですが、これが好きでVIPライナーのリピーターになる人もいるそうな。
でもこのとき、筆者は「へ~そうなんだ」くらいに、軽~く聞いていました。
途中からは、ムービー上映での案内になります。内容は、車内設備の説明(リクライニングの仕方など)。
このムービー、ナレーターの声が、低くて妙に美声でした。声優さんとか、ちゃんとしたプロに頼んでいるんだろうなと勝手に想像しながら拝聴しつつ、バスは進みます。
4-2.一斉リクライニング~消灯
そして、ムービーは続き、「みなさん、リクライニングをフルに倒してください」とのアナウンス(美声)が。
「あ~これがさっき言ってたアレか~でも正直、私は倒さなくても平気かな~」
……などと、他人ごとのように思っていたのが失敗でした。
私がぼーっとアナウンスを聞き終えた直後、前のシートがグイイーーッとこちらへ倒れてきたのです!
それはもう、倒せる角度全開でグイイイイイーーーーーッと!
車内のあちらこちらでも、座席を倒す音。こんなに全開で前方からリクライニングされた経験がないので、焦る筆者。
何が焦るって、前の座席とフットレスト・レッグレスト間の空間が、めちゃくちゃ狭くなっちゃったのです。
足を組むなんて絶対ムリ。
前方シートの後ろの物入れに入れた、ペットボトルを出す隙すらほぼナシ。
慌てて、自分もリクライニングします。もちろんフルに。フットレストも下げます。
やっと身動きがとりやすくなったのですが……ペットボトルを取りにくいのは変わらず。
よく高速バスであるのが、「後ろの人に気を使って、フルリクライニングできない」という状況。
でも、みんな一斉になら、それもフルにいっていいというルールなら、自分だってグイッと倒せます。
それは確かにいいんですが……前が全開リクライニングだと、こちらも倒さざるを得ないことが判明しました。
私みたいに、しばらく起きていたい人には、ちょっと賛否両論かもしれません。
4-3.SAでの休憩
新宿を出て約50分を経た、23:50。最初の休憩ポイント「海老名サービスエリア」に着きました。
予告通り、アナウンスは無し。でも、車の動きが変わるから、なんとなくわかるんです。「あ、SAに入ったな」って。
というわけで、ごそごそと靴を履いて準備。
ナンバープレート入りタグの配布
東京から夜行バス乗ると、いつも思うんです。
「最初の休憩、早すぎないか」と。2時間くらい走ってからでいいじゃないかと。
でも、東京の前に埼玉とかの乗車地を経ていたりするんで、そうすると2時間近く走行済み。合理的な休憩タイミングなのかもしれませんね。
バスを降りると、こんなのを受け取りました。
車両の外観とナンバープレートが書かれたタグ!これはいい!
なにがいいかと言いますと。深夜のSAは、こんな感じになっています。
バス!バス!バス!ときどきトラック、そしてまたバス!
駐車場の大型車両スペースには、いろんな夜行バスが集結。
さらに、同じVIPライナーの別車両も来ていました。
こんなとき困るのが、「えーっと、自分のバスはどこだっけ?」という状態。
広い駐車場の中、初めて乗ったバスだと、外観を覚えていません。
さらに、同じ外観のバスが複数台とまっていることもあります。
寝ぼけていると、どのへんにバスが駐車していたか自体があいまい。
実は筆者、やってしまったことがあります。それは、某Wバスに乗っていた時のこと。
関東⇒関西区間での乗車でしたが……たまたま同じWバスの別区間バスが、同じとき、SAに停まっていたのです。
気づかず、別区間の別車両に乗り込んだ筆者。
自分の席へずんずん進むと……そこには当然、見知らぬ人が座っていました。思い出すだけでも恥ずかしい過去です。
でもこのタグがあれば安心!ナンバープレートで判断できます!
ちなみに裏面。
なるほど、係員さんも、全部のタグを回収したか数えることで、お客さんをSAに置き去りにしていないか確認できると。
いい考えですねー。
使い捨て歯ブラシ配布
「プルメリア」では、使い捨て歯ブラシが用意されています。
(トイレと乗り口に置いてあり、自由に取れます)
1本いただき、SAのトイレで歯磨きタイム。
いやースッキリ!これはなかなかありがたい。
15分休憩後、バスは再び動き出しました。そうするうちに、ウトウト・・・・・・・・
正直、やっぱりちょっと足元は狭いです。
でも、隣がいない気楽さと、枕・クッションとで、快適度は◎。
次の休憩は、2:40ごろ浜松SA。
やっぱりアナウンスが無くても目が覚めたので、降りて気分転換することに。
やっぱりここでも、たくさんの夜行バスが休憩中でした。
今時のSAのトイレのきれいさに感動しつつ、SA内を探検。
こんな時間でもコンビニと食堂はオープン。
食べる時間はないので、コンビニでグミだけ買って戻りました。
4-4.渋滞発生!そのとき
そして6:20過ぎ。
ふと物音で目覚めたら、最初の降車地・京都でした。
アナウンスによると、もう1度休憩するはずだったが、渋滞のためスキップしたとのこと。
その甲斐あって(というかちょっとありすぎて)、予定より30分くらい早い到着でした。
ここで降りたのは3割くらい。
しばらくすると、バスは再び動き始め、高速道路へ。「この分だと、なんばも30分くらい前には着くかなーラッキー」と考え、目を閉じます。が、それから数分してからでした……私が異変に気付いたのは。
バス、止まってるくない?
窓側のカーテンをこっそりあけると、
流れが完全に止まっていました。(この時点で6:45)
スマホで現在地を見ると、まだ高槻。(※京都府と隣接している大阪北部の市)
渋滞情報を検索すると、事故渋滞が発生したばかりらしい。
しばらく待つも、バス動かず。仕方ないので、寝ることにしました。
……が、正直いって内心ハラハラ。ハラハラしつつウトウト。
次に目覚めたのは京都の次の降り場、梅田。予定の7:15着を大幅オーバーした8:50ごろでした。そして終点・なんばに到着したのは、7:45着予定のところ9:05。
うーん……京都まではよかったのに。自動車移動である以上、こういう事態は避けられません。
個人的には、予定が詰まってなくてよかったものの、急いで降りていく人もいました。
4-5.関西に到着、VIPラウンジへ ※現在は「なんばVIP VILLA」に変更となっています。
なんばにもVIPラウンジがあります。降りたとき、バス係員さんがどの建物か教えてくれました。
バス停を降りて高速道路沿いに直進、徒歩3分ほど。地下鉄6番出口直結、7番出口からもすぐ。「イチエイ総合ビル」の5階。
夜のVIPラウンジは混雑していましたが、こちらはもう朝9時ということもあってか、ガラガラ。
同じ「プルメリア」から降りた2名以外は人がいませんでした。
またここで、フリードリンク飲んだり、軽くメイクしたり、ソファに座って休憩。
いちど自宅に戻るので、私の場合はばっちり身支度する必要はありません。20分ほどで出て、地下鉄なんば駅から帰宅。お疲れ様でした!
5.まとめ
乗ってみての感想は、「設備やアメニティは充実している。これで約5,000円はいい!」というもの。満足度は68%。
居心地がよく、しっかり眠れました。クッションや枕もよかったです。
ただ、やっぱり足元の狭さは否定できません。フルリクライニングでなければ十分なスペースなんですが……なんばで降りたとき、足がむくんで、パンプスが痛いくらいでした。
後日、VIPライナー公式サイトの「プルメリア」口コミ投稿ページを見ると、同じ意見がいくつも見つかりました。
「いいけど足元狭い」と。
ただ、さらに調べると、プルメリアより横列を減らし、足元を広くした「プルメリアグランデ」というバスもあるとのこと。
次は、そちらと乗り比べしてみようかな、と思います!
楽しい旅をありがとうプルメリア!なかなか快適でしたよプルメリア!(やっぱり正直、足元せまいけど!)
★このほかのVIPライナーに関する記事が読みたい方はこちら
※本記事は、2021/01/08に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。