夜行バスを予約するときに外せない3つのポイント
公開日:2015/10/21
更新日:2020/08/27
ほとんどの夜行バスは、座席予約制なので、事前の予約が必要です。夜行バスを予約する時は、バス会社の予約センターへ電話して予約する方法が主流。しかし、バス会社ごとに運行路線を調べて、料金を調べて、空席状況を調べてといった作業は、時間の浪費でしかありません。最近では、インターネットでの予約が主流となり、色々なバス会社の運行路線を一発で検索できて、料金が比較できて、空席状況まで調べることが出来るサイトまででてきました。そこで、ここでは夜行バスを予約するときに外せないポイントを、紹介していきます。
1.夜行バス予約ポータルサイトを使う!
夜行バスを予約する際、バス会社で直接予約したらいいのか?夜行バス予約サイトを利用したほうがいいのか?
結論から言うと、夜行バス予約サイトを利用するべきです。
なぜなら、夜行バスを予約する方法は、今までは、バス会社のコールセンターへ電話するか、バス会社の販売窓口に買いに行く方法が主流でした。ただ、バス会社によって運行路線はばらばらで、バスの予約に慣れていない人は、どのバス会社がどの路線を運行しているかということは、わかりません。特に、大阪⇔東京間を運行している夜行バスの数は数十社にも及びます。そのため、バスタイプや乗車地・降車地等も多数存在し、一社一社調べて比較検討して、自分に最適の夜行バスを選び出すことは、不可能に近いと思われます。
当然メリット・デメリットはありますので、しっかりと把握した上で夜行バス予約サイトを利用しましょう。
1-1.夜行バス予約ポータルサイトの「メリット」
- 多数のバス会社を路線別・バスタイプ別・料金別等で比較できる
- 空席状況をほぼリアルタイムで検索できる
1-2.夜行バス予約ポータルサイトの「デメリット」
- たまに、バス会社のサイトで買ったほうが、安い時がある。
- 窓口や電話で買うので、インターネットで買うよりなんとなく安心。
最近では、バス会社のサイトでもリアルタイム検索は、主流になってきました。
また、夜行バス予約サイトでも、電話予約ができるようになったりと状況は変わってきているので、デメリットはかなり少なくなってきていると思います。
2.夜行バス予約ポータルサイト比較
では、どの夜行バス予約サイトを利用すればいいのでしょうか?
今回は、「高速バスドットコム」「楽天バス」「じゃらんバス」「バス比較なび」の4社から比較してみたいと思います。
2-1.掲載バス会社数・掲載路線数
掲載バス会社数や路線数から見ると、「バス比較なび」に軍配が上がります。続いて、「じゃらんバス」「高速バスドットコム」に続き、「楽天バス」といった順位となります。やはり、掲載会社数や路線数が多ければ、比較検討する場合の選択肢が増えますよね。
2-2.在庫の有無
先に、夜行バス予約サイトのメリットとして、リアルタイム検索を上げてみました。ただ、すべてのサイトがそうであるかといえば、そうではありません。
「高速バスドットコム」「楽天バス」「じゃらんバス」は、空席が一発で表示される在庫連動型のサイトですが、「バス比較なび」は、一部のバス会社では、空席がなくても表示されます。
在庫の有無の観点からすると、先に記載した3サイトに軍配が上がります。
2-3.ポイントサービス
次に、夜行バス予約サイトで予約すると各種ポイントが貯まるサービスがあります。
「楽天バス」で予約すると基本的には、1%の楽天ポイントが貯まります。「じゃらんバス」で予約すると基本的には、1%のリクルートポイントが貯まります。「高速バスドットコム」で予約すると基本的には、2%の高速バスドットコムポイントが貯まります。「バス比較なび」で予約すると予約したバス会社によって、貯まったり、貯まらなかったりとまちまちです。
総合的に評価すると、貯まったポイントが使いやすい「楽天バス」に軍配が上がるのではないでしょうか。
2-4.電話予約の有無
最後に、電話予約です。先にデメリットであげたように、夜行バス予約サイトでは、基本的には、インターネット予約のみで電話予約はやっていませんでした。現在(2020年8月27日)では、「高速バスドットコム」は、コールセンターを開設しています。他の3サイトは、メール問い合わせが基本です。通常、予約するだけであれば、コールセンターの必要性もそんなに感じない方も多いようですが、夜行バスの場合は、大雪や台風や交通状況により運休等も発生します。そんな際に、コールセンターがあれば少し安心ですよね。
ここでは、「高速バスドットコム」に軍配があがります。
2-5.まとめ
比較した項目を簡単に表にまとめてみました。用途に合わせて、夜行バス予約サイトをご利用してみてください。
項目 | 高速バスドットコム | 楽天バス | じゃらんバス | バス比較なび |
---|---|---|---|---|
路線数 | ○ | △ | ○ | ◎ |
在庫数 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
ポイント | ○ | ◎ | ◎ | △ |
電話予約 | ◎ | × | × | × |
3.夜行バスの選び方
予約するサイトを決めたら、次は、実際の夜行バスの選び方です。
3-1.乗車地と降車地の確認
まずは、乗車地と降車地を決めましょう。一番安いバスを選んでも、乗車場所まで遠い場合、電車代金がかかったり、不便なことが多いので注意してください。
3-2.乗車時間と降車時間の確認
乗車時間と降車時間もしっかりと確認を。夜行バスの場合は、交通状況により、遅延等も発生することは、よくあります。できれば、余裕をもったスケジュールをお勧めします。
3-3.バスタイプと料金の確認
最近は、バスのタイプも様々です。
足元ゆったりのシートタイプやとなりの人をを気にしなくてもいい3列シートタイプや個室タイプのバスもあります。自分にあったバスタイプと料金を比較して予約しましょう。
3-4.停留所の施設の確認
最後に忘れがちなポイントですが、バス停の施設です。
バス会社やバス停によっては、道路にバス停が立っているだけの場合と、バスラウンジといったパウダールームやトイレや更衣室やドリンクを用意してくれているバス停留所もあります。冬の寒い日や熱帯夜に、バス停で立って待っているのとバスの出発前までラウンジで快適に待つのとでは、雲泥の差です。
※本記事は、2020/08/27に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。