大阪から東京へ、夜行バスで行ってきました!
公開日:2014/11/04
更新日:2020/12/31
夜行バスで大阪から東京へ行こうかな?と考えているけど、「トイレ休憩はどれぐらいあるのかな」「実際乗り心地はどうなんだろう」と疑問を持ってはいませんか?
それなら一度自分の目で確かめてみよう!ということで、高速バスで大阪から東京まで行ってきて、乗り心地や車内の雰囲気などを確かめてきました。その際の乗車体験記と、基本料金などについてまとめましたので、ぜひご参考に!
1.大阪発・東京着の夜行バス基本情報
1-1.料金などの基本情報
大阪から東京までの、乗車時間や料金などの基本情報はこんな感じです。
所要時間 | 7時間~10時間 |
---|---|
料金 | 1,400円~14,000円(2020年12月現在) |
乗車地 | 梅田・なんば・USJ・吹田・新大阪・高槻・天王寺・堺・千里中央など |
下車地 | 東京・新宿・池袋・渋谷・品川・秋葉原・八王子・TDLなど |
2.夜行バスに乗ってみました!乗車体験レポート
自分自身で夜行バスを体験しよう!ということで、出張のついでに夜行バスで東京まで行きました。
休憩の回数や車内の様子などなどまとめていきます。
2-1.バス選び
今回私が重視したポイントは以下の3点
- 快適さ…少しでもゆったりできるもの
- 料金…5,000円まで
- 乗車場所…梅田から乗車できるもの
今回は、出発日の3日前に急遽バスに乗ることを決めたため、すでに満席のバスもちらほら…。できれば3列独立シートに乗りたかったのですが、空席があるものは料金が6,000円を超えていたため断念。そこで、通常の4列シートより足元が少しゆったりしたシートで、料金が4,800円の「WILLER EXPRESS」を選びました。
≪乗車した夜行バス≫
便名:WILLER EXPRESS
片道料金:4,800円
シートタイプ:4列のびのびシート(足元がゆったりしているもの)
2-2.いざ!乗ってみました
【21:50頃】
ウィラーバスターミナルがある、梅田スカイビルに到着。大阪駅からだと、徒歩約10分です。乗車まで少し時間があったので、近くにあるコンビニに飲み物や軽食を買いに行きました。
【22:05頃】
ウィラーバスターミナルに戻ってきました。ウィラーバスターミナルには、自由に使えるインターネットスペースやパウダールームなど、移動前にあると嬉しい設備が充実しています。とりあえず、パウダールームでお化粧を落とし、バスに乗る準備を整えました。
【22:10】
バスへ移動するようアナウンスがあり、各自バスへ移動します。乗車の受け付けは、バスの前で待っている運転手に名前を伝え、座席を教えてもらうという簡単なものでした。
【22:20】
定刻にバスは発車。私が乗った時は乗車率は約60%程度でした。平日の夜でしたが、思っていたよりたくさんの人が乗車していました。前方には男性が、中間にはカップルやご夫婦、後方には女性が、と性別で座席が分かれていました。私の座席は、後方の通路側の座席。やはり隣は女性のお客様で、一安心。しかし、隣に人がいると、やはり少し狭く感じます。
【22:35頃】
最終の乗車地、(桃山台)に到着しました。3人ほど、乗車あり。定刻通り出発し、休憩と照明についてのアナウンスがありました。今回のバスは、約2時間おきに計4回のS.A.での休憩。高速に乗ったら照明を少し暗くし、一度目の休憩後には完全消灯するとのことです。
高速道路に入ったため、照明が少し暗くなりました。完全消灯後は、写真が取れないほどの暗さに。
【23:45頃】
一度目の休憩です。場所は、甲南サービスエリア。時間は15分間です。トイレでは歯磨きをしている人もいました。
【2:30頃】
二度目の休憩です。場所は、浜松サービスエリア。時間は15分間です。お土産屋さんはすでにしまっていましたが、フードコートはまだ営業していて、おいしそうな釜揚げしらす丼が…。でも、時間がないので我慢。
【3:25頃】
前回の休憩から、一時間しか経っていないのにもう三度目の休憩です。眠すぎてサービスエリアでの休憩より、睡眠を優先・・・
【5:15頃】
四度目の休憩です。場所は、海老名サービスエリア。時間は同じく15分。多くの人は熟睡していて、車外に出た人は運転手さんと私だけだったように思います。
【6:10頃】
定刻より、約10分早く新宿コクーンタワー前に到着しました。
「WILLER EXPRESS」に乗車し、感じたことをまとめました。
≪よかったところ≫
- 運転手さんのアナウンスや、乗客への対応がとても丁寧
- 顔を隠す設備(カノピー)と座席間に仕切りがあるため隣の人の領域に入ってしまうことが無い
≪よくなかったところ≫
- 休憩の回数が多いので熟睡できない可能性あり。ただ、休憩の際に流れるアナウンスは、乗客が起きないように配慮されていたように感じる。
3.所要時間
経由地の数や場所によっても異なりますが、所要時間は大体【7時間~10時間】分程度です。
夜行便の場合は、20時~24時の間に出発します。
希望別おすすめバスの一例
≪とにかく早く東京に着きたい方≫
便名:東京特急ニュースター号≪21便≫/大阪バス
乗車地 | 出発時間 |
---|---|
天王寺駅 | 21:00 |
大阪駅前 | 21:30 |
下車地 | 到着時間 |
東京駅鍛冶橋駐車場 | 05:00 |
≪8時頃に東京に着きたい方≫
便名:ユタカライナー0013号/ユタカ交通
乗車地 | 出発時間 |
---|---|
なんばOCAT | 22:50 |
大阪梅田 | 23:30 |
下車地 | 到着時間 |
池袋サンシャインシティ文化会館 | 07:20 |
東京駅鍛冶橋駐車場 | 08:00 |
≪22時頃に、大阪を出発したい方≫
便名:AT LINER 203便/さくら観光
乗車地 | 出発時間 |
---|---|
難波 | 21:10 |
大阪梅田 | 22:00 |
京都駅八条口 | 23:15 |
下車地 | 到着時間 |
横浜駅YCAT | 05:55 |
バスタ新宿 | 07:10 |
大宮駅西口 | 08:00 |
4.夜行バスの疑問を解決!
「当日予約はできるのか」「女性専用車はあるのか」などなど、夜行バスにまつわる疑問を解消していきましょう。
当日予約はできるの?
空席があって予約の受付時間内であれば可能です。「出発日の16時まで」や、なかには「出発時間の1時間前まで」などギリギリの時間でも予約を受け付けているバス会社もあります。また、乗車地周辺にチケット窓口があるバス会社(JRハイウェイバス・西武バス・大阪バス・近鉄バスなど)の場合、空席さえあれば乗車場所に直接行き、その場でチケットを購入してバスに乗ることもできます。
※乗車場所によっては、窓口がない場合もあります。ご注意ください。
女性専用車はあるの?
「ミルキーウェイエクスプレス/さくら観光バス」に女性専用車があります。また、女性専用車でない便でも4列シートの場合、隣には同性の方しか座らないように配慮しているバス会社もあります(※女性安心プラン)。「隣は絶対同性がいい!」という人は、予約前に一度問い合わせてみるといいでしょう。
学生割引はあるの?
一部のバス会社(近鉄バス、大阪バス、西日本JRバス)にあります。予約の際、料金区分に学生料金が無い場合は、学生料金の設定が無いので大人料金で乗車することになります。
トイレはあった方がいい?
トイレが付いていなくても、2~3時間おきに一度トイレ休憩を兼ねてS.A.に立ち寄ります。しかし、急にトイレに行きたくなった時、バスを止めることは出来ないので、付いている方が安心です。
※本記事は、2020/12/31に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。