リクライニングシートで快適快眠!東京から格安夜行バスdeおいでませ山口県
公開日:2017/02/28
更新日:2021/03/08
日本一多くの総理大臣を輩出している山口県。
そこには小京都と言われる街並み、地酒、フグ、鶏など海と山の幸の特産品、そして美肌、健康促進の効能のある温泉があります。
今回ご紹介させて頂くのは、東京発山口行きの夜行バス。
夜行バスって安全?休憩はあるの?快適?など不安に思われている方が多いかもしれませんが、これを読めば解消されるはず!
安く質良く心身共に癒されたい、都会の街から抜け出して地方でのんびりしてみたい、でも乗り換えとかめんどくさいなと思っている方!
東京発山口行き夜行バスに乗って、旅行に行ってみてはいかがでしょうか?
もちろん帰省にもぴったりです♪
1.東京発山口行き夜行バスとは?
今回私が乗車したのは、防長交通株式会社が運行する「萩エクスプレス」。
東京発⇨岩国・徳山・萩間を移動する夜行バスで、東京駅から山口県萩市まで乗ることが出来ます。
私は東京駅の八重洲南口8番のりばを19時30分発車するバスに乗りました。
3列独立シートなので、隣の人との距離もしっかりあり広い車内!
この他にも東京駅、バスタ新宿から山口市にある新山口駅へ行く天領バスがあります。
2.他の公共交通機関との料金比較してみました!
夜行バスはとにかく安いですよね!
東京から山口県山口市内までの他の移動手段を比較してみると・・・。
- 飛行機(LCC)+電車(JR)+バス
羽田空港~山口宇部空港~湯田温泉駅
約2時間42分/12,040円 - 新幹線、電車
東京駅~新山口駅~湯田温泉駅
約5時間17分/21,770円 - 夜行バス(早割)
東京駅~湯田温泉
約13時間29分/9,500円
比べてみるとケタ違いの安さ。
また、アメニティやリクライニングシートなどの車内設備も充実しています。
魅力的なところは、安さだけではありません!
3.集合場所から降車まで
集合場所はJR東京駅八重洲南口を出てすぐの8番のりばでした。
19時30分出発予定だったため時間に余裕のあった私は、化粧を落とすためのお手洗いを探しました。
八重洲北口方面の地下街にある女子トイレを発見。
広くて清潔で、とても使いやすくおススメです!
また隣にはロッカールームがあるので、バスが出発するまで東京駅付近で時間を潰される際にはここに荷物を預けておくのもいいかもしれません。
東京土産も、この地下街でご購入することができます!
(私は東京ばななをここで爆買いしました・・・。)
そして、いよいよ八重洲南口8番のりばにて乗車です。
バス車内の様子。
ブランケットが用意されておりサイズは大きめでとても暖かかったですが、私は別に枕代わりとしてもう一つブランケットを持参していました。
カーテンはしっかりとしたものがついているので、他の人の目が気になることはまったくなかったです。
身長161センチの私が座った状態で足を伸ばすとこのようになります。
足元にドリンクホルダーがついているので取り出しやすいなと思いました。
椅子の背もたれは十分に倒れる上に、フットレストやレッグレストもついているため、ストレスなく眠ることができます。
スリッパもついているのでヒールの靴を脱いで、歩き回って疲れた足を思う存分解放しました♪
トイレについてですが、バス車内の中央にある地下につながる階段を下りるとあります。
清潔且つ、さほどバスの振動も感じないように思えました。
出発して一時間が経過した頃、駿河湾沼津SAでトイレ休憩のため停車。
休憩時間は20分ほど。店内、トイレはとても綺麗で品揃えも豊富でした。晩御飯を買ってバスで食べている人もたくさんいました!
ちなみに「バスの消灯時刻は22時です」と車内アナウンスで流れたものの、21時30分前には消灯してしまいました・・・。
携帯などの光が周りのお客様のご迷惑になるかな、と気になりましたがカーテンは思ったより厚い素材で光が漏れることなく使用できました。
このまま私は深い眠りについたのですが、途中朝の5時ごろ広島県の宮島SAで休憩のため停車していたようです。
下りの宮島SAにはスターバックスコーヒーやお土産売り場、大鳥居のある展望台があるので起きていなくてとても残念でした。
そして午前10時前、山口県山口市の湯田温泉のバス停にて降車です。
4.気になった点、よかった点
今回東京発⇨山口までの夜行バスに実際乗ってみて、気になった点とよかった点をまとめてみました!
△気になった点
- 充電できるコンセントがなかったこと
→携帯用充電を持っていけば大丈夫です!
(2021年2月現在、運行中の便はUSBポートもしくはコンセントの充電設備がついています) - 到着予定時刻より1時間ほど遅れて到着したこと
→遅延を想定してスケジュールを組んでください! - 冬は少し寒い
→ブランケットなど持参し、暖かく快適な服装で乗車することをお勧めします!
○よかった点
- 背もたれが予想以上に倒れるので快適に眠れること
- 車内にお茶のサービスがあったこと
- ポイントカードがあるので溜まれば一回無料で乗車できること
- 車内がとても静かなこと
眠れるか心配だった私ですが、バスの揺れもさほど感じず、広めの席で爆睡できました!
格安で東京と山口を行き来できるのなら、ホテル代も浮くのでこれからも利用したいです♪
5.さいごに
湯田温泉街にある、「国民宿舎小てる」には朝6時から入浴できる温泉があります。
夜行バスに乗車すると、お風呂にはいれないことも気になるポイントの一つではあると思いますが、湯田温泉で降車すればすぐに解決です!
出典:国民宿舎小てる
入浴料400円というリーズナブルなお値段も魅力的♪
湯田温泉の温泉は疲労回復、美肌効果、冷え性対策など嬉しい効能をもっているようです。
ぜひ東京から山口を行く快適夜行バスに乗って、日々の疲れを癒しに来て下さい!
※本記事は、2021/03/08に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。