JR東海バス「青春大阪ドリーム名古屋1号」に乗ってみた!

公開日:2022/11/24

更新日:2022/11/24

JR東海バス「青春大阪ドリーム名古屋1号」に乗ってみた!

JR東海バス「青春大阪ドリーム名古屋1号」に乗って、JR名古屋駅からユニバーサルスタジオまで行ってきました。JR名古屋駅を23時30分に出発、ユニバーサルスタジオには、翌朝6時32分に到着予定の夜行便です。名古屋から大阪に向かう最終便に乗って、夜行バスの乗車体験記始まります。

1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば

JRハイウェイバスの乗り場は太閤通口の正面、ゆりの噴水横にあります。JR名古屋駅の銀時計のある出口が太閤通口です。JRバスグループが運行する高速バスが発着します。「名古屋駅(新幹線口)」という停留所として販売時には、案内されています。窓口は、6:00〜23:30まで始発便から最終便が出発するまで営業しています。

1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば
1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば
1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば
1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば

1-1.名古屋駅 JRハイウェイバスのりばってどんなところ?

切符売り場の横には、ベンチと案内板があって待合所になっています。出発10分ぐらい前までこちらで待機して、バス停へ向かうことができます。アナウンスと案内板で誘導しているので、情報を逃さないように気をつけたいです。トイレは待合所内には無いので、中央コンコースにあるJR名古屋駅の中央改札口辺りやエスカにあるものを利用できます。済ませてから行く方が安心ですね。暑さ、寒さをしのげて、案内アナウンス、掲示板と聞いて、見て案内しているところに、お客様への心使いが感じ取れました。

1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば
1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば

JR名古屋駅は、たくさんのバス停やバスターミナルがあるため、間違って集合される方も多くいるようです。私は、30分前から待合所で待機していましたが、その間にも2組、いや3組もの方が間違って来られて、慌てて集合場所に向かわれるのに遭遇しました。その場合にも案内所内にいる係の方が、ご予約の集合場所は、こちらではないことを丁寧に説明されていました。

1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば

案内の方は、待合所内だけではなく、外のロータリーにもいて、バスの停車に合わせて、マイクで方面や出発時間、便名を放送されていました。また、迷われている方からの声掛けにも丁寧に受け答えされていたのが印象的でした。

1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば

待合所内には、電光掲示板で便名、出発時間、のりば案内をされていました。ロータリに停車している便の確認や次に出発する便の確認が室内でできるのも安心ですね。

1. 名古屋駅 JRハイウェイバスのりば

窓口の前には、キヨスクがあり、飲み物、軽食、お土産も購入することができます。時間がなく集合したとしたとしても、慌てずに飲み物が購入できるのはうれしいです。

2.いよいよバスに乗り込み!

今回乗車する「青春大阪ドリーム名古屋1号」は、最終便となるため、乗車後には、窓口はお片付けモードになっていました。アナウンスでも最終便の出発になることを促されていました。

スーツケースは、トランクに預けられます。預け入れ可能荷物サイズには規定があるので、あらかじめ確認が必要です。乗車時には、乗務員さんが持っている専用スマホでQRコードを読み取ります。ご購入される先によってQRコードの獲得方法は異なりますが、紙で印字される場合、WEB上で取得される場合、様々ですので、都度ご確認くださいませ。QRコードを読み取ると座席番号が表示されて、利用座席を案内されます。

2.いよいよバスに乗り込み!
2.いよいよバスに乗り込み!
2.いよいよバスに乗り込み!
2.いよいよバスに乗り込み!

新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、アルコール消毒の設置、運転席後部には、アクリルパネルが設置されていて安心です。車内は、5分間に1度、車内の空気が入れ替わるように自動換気システムを導入されているのもうれしいところです。新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、車内で利用するブランケットの貸し出しはされていないようでした。必要な場合は、準備していたほうがいいですね。私は、少し大きめのマフラーをひざ掛けの代用に持っていきました。車内は、暖房がついていましたので、必要に応じての準備ですね。少し乾燥しているように感じたので、就寝時には、濡れマスクを準備するのもいいですね。

2.いよいよバスに乗り込み!
2.いよいよバスに乗り込み!

3.いざ出発!

乗車確認が終わると乗務員さんが、車内のお客様がお座席についているか、人数は揃っているか等、確認されていました。運行が始まると乗務員さんからの運行計画のアナウンスが流れます。JR名古屋駅を出発して、岐阜駅へ向かいます。その後、養老パーキングエリアでトイレ休憩を行って、京都駅、千里ニータウン、大阪駅、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン降車所に到着となります。トイレ休憩は、1か所、ここは見逃さずに利用したいところです。でも、このバスには、車内にトイレが設置されていたため、急な対応もできるので、そこは安心です。養老パーキングエリア以外での停車は、車外に出れないようです。出発して、間もなく消灯となります。夜行便は、フロントカーテンが敷かれたため、案内板は確認できなくなるものの、ゆっくり就寝いただきたいといった配慮が感じ取れました。

3.いざ出発!
3.いざ出発!

車内は、Wi-Fiが使えて、設定も簡単でした。規約に同意して、生年月日と性別を入れれば完了です。

3.いざ出発!
3.いざ出発!

今回の車輛の充電は、USBでした。Cタイプでは無く、従来型USBです。車両によってはコンセント型も存在するようです。事前にどちらかのタイプかは確認できないのでご注意を!

3.いざ出発!
3.いざ出発!

1:24頃 岐阜駅
最終乗車口のため、出発後間もなく、乗車人数にゆとりがあると座席移動いただけますと車内アナウンスが流れます。※満席や繁忙時は座席移動いただけない場合があるようです。

1列目は、フットレストは設置されていませんが、前の席のリクライニングを気にすることなく利用出来ます。2列目以降は、フットレストの設置がされていて、最後尾は、後ろの方を気にせず、リクライニングを使うことができます。前方より後方座席の方がエンジン音は感じるので、座席選びは迷いますが、何を優先するかは、あなた次第なのです。座席指定して予約ができるからです。

3.いざ出発!
3.いざ出発!

このバスは、左9列 右11列で、左後方にはトイレが設置されています。私は【9A席】の利用でした。この座席は、進行方向向かって左窓側座席です。すぐ後ろには、トイレの設置があるため、実質上は最後尾でした。160cm、中肉中背の私にとっては、ストレスなくフットレストを利用することができ、後方の方を気にかけずにリクライニングを利用できるので、夜行バスの利用では快適でした。

3.いざ出発!
3.いざ出発!

1:20〜1:35
養老パーキングエリアに15分間休憩
養老パーキングエリアに到着するとフロントカーテンが案内板の確認できる程度に開けられ、養老パーキングエリアからの出発時間が表示されていました。
車内掲示板でも案内されていますので、お時間通りには戻りましょう。
ご注意!
・車内に戻っていなくても発車することはあります。
・貴重品は、身につけて座席を離れてください。

15分の停車があったので、トイレを済ませて、お土産を購入することができました。夜行便は、外に出るとバスを見失いがちになるので、バスの停まっている場所を確認して行った方がいいですね。
休憩後、出発前には、薄明りではありましたが、乗務員さんが後ろの席までカウンターを持って点呼されていました。
お乗り遅れの方がいないか確認されていました。こちらから出発後、すぐにぐっすり眠ってしまいました。。

3.いざ出発!

4:30点灯
4:43京都駅中央駅(烏丸)
ゆっくりとした口調で京都駅への到着と降車を促すアナウンスが流れます。

5:34
千里ニュータウン
「千里ニュータウン降車は、降車ボタン押してください」とアナウンスが流れます。ご予約の際に降車選択をされている方がいなかったようです。「降車の方がいないので、通過いたします」と停車後に再びアナウンスが流れます。降車の方がいらっしゃらないかを確認するように暫く待って発車、そして消灯のアナウンスが流れます。

5:47
大阪駅JR高速バスターミナル
多くの方は、こちらで降車します。JR大阪駅に直結したバスターミナルになるので、到着時間には始発も動き出しています。各私鉄線も多く集まっている立地ですので、電車へのアクセスも便利です。

6:18
ユニバーサルスタジオ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで徒歩で5分。長期休暇になれば、たくさんの観光客の方が利用されるバス停です。周辺ホテルへのアクセスも便利です。なんといっても夜行バスの利点は、開園前に到着して、開園から乗り込むことができるところです。パーク近くに到着するので省エネかつ、お目当てのアトラクションへいち早くたどり着けるところも魅力の一つなのです。

3.いざ出発!

4.まとめ

ユニバーサルスタジオおりばに到着したころには、辺りはすっかり明るくなっていました。10月中旬の乗車でしたので、朝の少しひんやりとした空気がとても気持ちがよかったです。すぐそばにあったベンチで一休み、深呼吸をしているとお客様が降車した車内を見回っていた乗務員さんから声を掛けられました。どうやら座席にハンカチを落としていたようです。お気に入りでしたので、気付かずにお別れにならずによかったと、うれしくなりました。昼の便なら3時間の道のりですが、夜行便は、7時間弱かけてゆっくりと向かいます。到着する頃には、日にちも変わって、新しい1日スタートが切れる。そんなところが魅力ですね。

※今回の撮影にあたっては、特別に西日本JRバスさんの許可をいただき、西日本JRバス敷地内で取材させていただいております。

※本記事の内容は2022年10月18日現在のものです。最新の運行情報は各バス会社のホームページにてご確認ください。

※本記事は、2022/11/24に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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